すっかりご無沙汰してしまいました。最近パソコンがご老体でフリーズすることが多く。ついパソコンから離れてしまいました。ご心配おかけした皆様には申し訳ないです。ぺこり。
とご無沙汰してる間に夏が終わって…ないよー!!
この週末8月30日はコミティア113です!
いつも通りのビッグサイトでサークル参加しております。スペースナンバーは「え31b藍色
激情劇場」での参加です。
相変わらずのもたもた制作中ですが、とうとうひきこもり修道女シリーズ、クライマックス!第一部完?という感じです。
「ひきこもりパパと神戸クロニクル」ひきこもり修道女シリーズ13です☆
内容はここ一年間、描くのをためらっていた、主人公のパパの駆け落ち後の神戸震災の話となります。
もちろんフィクションなのでこれは実際の1995の震災ではありません。それでも、私自身、当時関西で多少なりとも影響を受けたものとして。描くのが怖い、よりは…いまは「描かなくてはならない」という気持ちのほうが強いです。
プロットはできてましたがネームにするにはかなり資料を読み込んだり当時の状況を思い出したりしてしんどい作業でもありました。でも精神科医の中井久夫先生の「1995年1月・神戸 阪神大震災下の精神科医たち」という本がものすごい勇気をくれました。生々しいドキュメンタリーでありながら「こんな時、自分はどうする?」という勇気をくれる本です。中井先生の本は、ほかのエッセイもとても面白く、作画中とても助けられました。お勧めです。
詳しいことはさておき。
ひきこもりシリーズのこシリアス展開はここらで終了かなー。という感じです。
今は描き切った充実感でいっぱい。
ただ、これはひきこもりシリーズの七巻{合コンとデストロイクッキング」から一気に続けて読んでほしいから、もう少しまとめて出したいなー。
オフセ、なのか…ぶつぶつ。
しかし、今回思いがけずれバンドマンデーモンさんが活躍してくれたから、今はスピンオフ的に修道女立たちがデーモンさんの田舎に押し寄せる、というネタが描きたいです。いつものどたばたのくだらない感じで笑。ちなみにウチの高知の田舎のおばちゃんは修道女のことを「尼さん」とナチュラルに言ってました。かっこいい…。高知は意外とキリスト教とご縁が深いんですよ!またの機会に☆
あと、今回は久々に商業すりだしを持っていきます。私があまりに夢中にコミティアに参加してるのを見て、同人バージンの担当編集氏がコミティアに視察?に来ることになりました。
今お世話になっている集英社クリエイティブオフィスユーさんではまったくコミティアとつながりがないようなので。(ある意味めずらしい…)
こんな末席の私ですが、同人と商業をつなくぐわずかな架け橋になれば嬉しい、と思ってます。いまは同人も商業も垣根ないですもんね。
お互い良いとこどりして、業界全体の盛り上げになれば、と思っています。
商業チラシも作っていきますので、刷り出し立ち読みがてら、よろしければぜひお立ちよりください☆(私は同人も商業も大して変わらない作家なので…笑)
あー。早く製本に戻らなきゃ…
こぴってこぴって。切って切って。パッチンパッチン。
手にとってくださる皆さんのお顔を想像しつつ手作りするのは、祈りに似ていて。心がシンとします。
日曜日、お会いできるのを楽しみに。
一冊一冊作っていきます。
スポンサーサイト