顔合わせ。

昨日、出版社の担当さんが変わるということで、顔合わせに行ってきた。


喫茶店につくと、すでに前任のK嬢と新任のM氏が。



М氏はこの仕事には新人の若者男子だ。私より若い男性編集さんは初めてだ。

どきどき。


M氏は滋賀県出身なのに、当然のごとく標準語で話す。私は東京に住んで10年以上なのにベタな関西弁。


『滋賀といえば、琵琶湖。琵琶湖といえば関西人のうみ、やんな!?byたむけん』。


冷たく流された。さすが組織人。

大人しく観察モードに入る。



しかし…最近の若い男性はみんなつるん、としてて綺麗なのだな~。趣味とかプライベートを突っ込んでもあまり出てこない、私の好きなデロデロしたものが。

つか、そんなもの、仕事で出さない、か。普通。


なんとなくつまらなくなってきて、コップをスプーンで無駄にかきまわして遊びだしてしまった私。カチャカチャ。


そんな時、М氏。


「近々チャリティマラソンに出るんです」



「ほお」カチャカチャ。これまた、どんなきっかけで?


すると。


「会社に、大好きな人がいて。その人が誘ってくれて。」


「へぇ…?」


「・・・や!!えっと、せ、先輩です!!男の人です!!!」


・・・なにも聞いてにのにデロデロしてくれた。

ラッキー。
 


やはり人間のうまみは「理性のはざまにうっかり出る本能」だ。わかりやすくいうと「隙」だ。それを私はデロデロと呼ぶ。



ちなみに、彼の仕事にはボーイズラブも含まれている。今の言いわけ、言いわけにならないことを今後身にしみて覚えるだろう。


そして別れ際、ふと大きな体を回転させ、店内を見渡し



「あの木、桜ですか?良い景色ですね、この喫茶店からお花見ができるなぁ…」


おお、なんか男子っぽい視点の広さだな。というか、男の人特有の、ちょっときょろきょろしちゃう感じ。こういう奴、同級にいたなぁ…。


どんな形でも、人との出会いは面白い。

どんな時でも、作家は人を視るのが好き。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

コキ

Author:コキ
こきあい りん(小樹藍りん)。漫画家。
白泉社「別冊花とゆめ」にて商業誌デビュー。
その後「シルキー」、宙出版「いちばん怖くて綺麗な童話」「恋愛白書スタート!」秋田書店「ミステリーボニータ」「プリンセス」「恋愛よみきりmax」「プリンセスゴールド」「プチプリンセス」などでお仕事。

得意は不思議ショートと情熱恋愛もの。

現在は集英社クリエイティブ「オフィスユー」
白泉社「LoveSilky」などでお仕事。

同人活動は主に『ひきこもり修道女日記』というどたばた神様コメディ読切シリーズを刊行中。

『ひきこもり修道女日記総集編上下』をCOMICZINで通販中。
各話ダウンロード販売をDLsite.comでおこなっております。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
DLsiteさん
ひきこもり修道女シリーズ
LoveSilky
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード